人体実験の都市伝説
まず、
人体実験とは、ヒトを対象とした研究、体系的な科学的調査であり、人間を研究主題として含んだものを指す、ものである。
過去の歴史を振り返ると悲惨で残酷なものであるが中には現代の医療の礎になっているものもある。
そして現在はヘルシンキ宣言により禁止とされている。
20XX年5月。
僕は知り合いからある都市伝説を聞かされた。
「K府某所で人体実験を繰り返す女がいる。」
悲惨な歴史を繰り返す訳にはいかない!
正義感に駆られ僕はさっそく現地に赴き調査を開始した。
しかし、
街行く人達に聞いてもそんな噂は知らないとしか言われない。
完全に詰んでしまった僕はここなら都市伝説に詳しい人間がいるだろうと思いクラブハウスに入店した。
そして意気投合した25の女性とホテルへ向かった。
シャワーを浴び部屋の電気を暗くし服を脱ぎ都市伝説について語ろうとした。
その瞬間、
乳首をつねられた。
痛い。
女はニヤリと笑う。
更につねる。
人体実験はこの女がやってたんだ!!!
今更気が付き必死に抵抗をしようとするも、
女の歯が近づく。
恐怖で悲鳴をあげた。
電流が走り意識が飛んだ。
目を覚ますとそこはホテルのベッドに1人倒れていた。
とりあえず服を着る。
ビクッ
擦れただけで…?